まずは生きよう。大人の発達障害で悩める皆さん。カサンドラ+うつ★ 2015年11月

前作の謝罪。

ブログを覗いて下さった皆様,それだけでも 有難う御座います。
2015/11/19 刊行されました,


カサンドラ妻体験記~心の傷からの回復~

につきましてです。本書は約250頁以上に及び、まだまだお伝えしたいこともありましたが、過量にて断念しました。
まず、多くの皆さんに強くお伝えしたいのは,2014年の初作は、大変薄く、漫画も超下手でした。そして、「星和書店さんの本なら確実だし」みたいな思いで、購入された方の期待を裏切ったことと思います。
本当にごめんなさい。

 
 前回、絵については、勿論下手なのは仕方ないとしても、内容については、踏み込んで書けませんでした。
その理由は、過去の辛い辛い体験に向き合う作業、思い出す作業、・・・が大変苦痛で、また、書いている途中で、当時の嫌な心理が思い出され、逃げてしまったことも一因であります。だから、以前の初作を買って下さった方には、「また今回も初作並なんだろうな」と、思われて、もう二度と買ってくれないだろうなあ・・・・と、一度失った信頼は取り戻せないだろうなあ・・・と覚悟しています。今回は、一生懸命自分の傷と対峙し、真正面から心のかさぶたを引っペはがす作業をしました。

 今回の心の傷からの回復(リカバリー)の章の漫画では、文章があまりないので、漫画だけでは物足りない人もいるかもしれませんが、いろいろな立場の人に読んでいただけるような漫画にしました。
トラウマを探る_convert_20151126082100
 私は援助者向けの「サイコドラマ(心理劇)」や「SST」の研修に行かせていただいた経緯がありますが、その時の経験も踏まえ、
書きました。
例えば 上記の一コマですが、いま、パートナーや極めて身近な人に、一緒に住んでいても、離れて住んでいたとしても、上記のように 苦しくなる場面はありませんでしょうか。

 日常生活の中の、なにげない、相手とのやり取りの一場面で、何となく辛い(困った場面)を思い出してみてください。
 例えば(ほんとにひとつの例ですが、) 旦那さんに「皿を洗ってよ」と頼んだとして、無反応の旦那さんの態度に対し、素直に怒り、感情を素直に出して、激しく罵倒してやりたい自分がいるのに 、結局「あ、、、。いいよ、私がやるね」と実際は言ってしまう、何気ない一場面があるとします。それを例えば サイコドラマでは、他者が旦那役と自分(妻)役になり、実際のように セリフや態度を 演じてくれます。客観的に 
 私は、自分の一シーンを客としてみていると、
「あれー? 私って、どうしてここで、こう言わないんだろう」・・・とだんだん、色々なことに気づきます。
 
 そこで、人それぞれですが、ずっとずっと過去にも、今みたいな同じような苦しい気持ち、感情になっことがあるような、出来事を思い出してみます。(辛すぎて思い出せないこともあるので、その時はむりしません。)根深い過去の 同じような気持ちになった出来事。なんだろう・・・。ひとりひとり違います。
 
 私の場合、養育環境として、父親は 機嫌が突如豹変して、暴言、罵倒、物を投げる 酒乱の 理不尽な人でした。実母は怒鳴り声や争いごとを避けたいので、できるだけ大人しく従順に、無言であることが多かったです。いつも父親のご機嫌をうかがい、ビクビクしていました。私は、小さいときから、子供らしく天真爛漫に、「好き」「嬉しい」「ヤッター」「悲しい」「嫌だ」と、言葉に表したことはありませんでした。何が「父親の逆鱗、導火線」に触れるかわからないような、ビクビクした毎日でした。この「苦しい辛い気持ちになりたくない、自分を素直に出したらとんでもないことになる」という 幼い頃からの養育環境が、根深い思いで、未だ、大人になっても夫婦関係に影響を及ぼしていたことに気づきました。
 
 自分は「本当は何を恐れ、何を怖がっていたのか」・・・。
 
 私は、大人になっても、家庭の中で、自分の気持ちを素直に言ったら、夫(大人の男性)が 激怒し、自分は罵詈雑言、罵倒されてしまうのではないか、または、物が飛んできたり、怖い目にあうのではないか・・・・。もしくは沈黙があれば、即、自分否定、無視されていくのではないかという恐怖。このような深い深い潜在意識が、働き、自分のありのままの気持ちを配偶者に表現できず、自分をどんどん「自責の念」に追いやっていっていたことに気づきました。私の 幼少期の恐ろしい父親の恐怖は、私の深い「傷」となっていたと思います。
 
 だから、夫に「皿、洗って」の一言や、「赤ちゃんが生まれたばかりだから、今は、一緒に山菜採りに行けない」という何気ない言葉でさえ、言うのに躊躇し、何もかも全てをひとりで背負い込み、10年、もがいていたと思います
 
。 暖かい家族の団欒や、家族間での暖かい言葉の掛け合い、家族で苦楽や感情の共感をし、家族で成長していくことを 夢見て、必死になっていたと思います。
 
 皆さんはいかがでしょうか・・。例えばですが、日常生活のやり取りの中で、何気ない困ったシーン、嫌なシーンを具体的に思い出して見てください。「職場で男性の上司から、忙しいのにコピーをしてくれと、雑務を頼まれた」などでも良いです。
 その時、何だかとても 不快で、異様に嫌な気分になった。断れなかった・・・・。異様に緊張した。なんとなく年上の男性に対して、必要以上に身構えてしまう」と いう、嫌悪感、そして 胸がざわざわ
するような複雑な感情が湧いて出てきたとします。なぜ、ざわざわするのだろう・・・。
 
 過去に、同じようにざわざわする 異様に嫌な気分になった出来事がありませんでしょうか。
つい最近だったろうか、、、、、。いや、もっと若い頃だったろうか・・・。いや、もっと 幼い時だったろうか・・・・。ちょっと考えてみます。
 その出来事を思い出してもよい、「安全で安心な場所や人の前」で、もし、その出来事を思い出せたら、回復の第一歩だと思います。苦しすぎて無理して思い出すことややめてくださいね。
 
 その出来事・・・・が、「何故私の心は ざわざわするんだろう・・・」という、根深い心の傷からの回復へのヒントになるかもしれません。
本当は、「私は 何を恐れているのだろうか」。

 
 例えばですが・・・。私は 初めて会う年上の男性上司に、過剰に緊張します。そして、思わず「何だか 怖いです。(笑)」と連発してしまいます。別に私は、その男性上司から、怖いことをされたことはもちろんありませんし、むしろ、とっても大好きな上司であるにも関わらず、なぜ、口癖のように 「怖い」と連発してしまうのだろう。よ~く、自分の感情を振り返ってみました。
 
 また、夫婦の性の営みの中で、素敵なスキンシップのはずなのに、何故か 気分がざわざわするような、恐ろしい気持ちになってしまうかたも いらっしゃるかもしれません。過去に、同じような 感情が沸き起こった場面は なんでしたか?

 私は、思い出すことさえ封印していた 根深く生々しい心の傷に気がつきました。
小学校6年生の時に、夜中、いつもと違う場所で、うっかり寝入ってしまいました。
 
 深夜に泥酔した 実父が帰宅しました。部屋は真っ暗です。

 私は目が覚めましたが、父親と関わりたくないので、布団をかぶって
構わず寝たふりをしていました。側臥位でした。(横向きに寝ていました)。
 
 すると、暗闇の中で、父親が、私の背中側の布団に添い寝するような形で、入ってきました。私は何が起こったのか分からず、寝たふりをしていました。
 
 やがて、父は 大変酒臭い息で荒く呼吸をしまがら、私の胸を触り、下着のなかに手を入れて撫で回しました。
私は何が起こったのか分からず、とても怖くなりましたが、怖くて声が出せませんでした。暗闇の中で、じっと、身を固くして、
こらえていました。しばらくして、私の陰毛を撫でていた父の指が、ハッと止まりました。そして父は、バッと身を起こしたようです。しばしの間、暗闇の中で沈黙がありました。私は じっと動かず、寝たふりを決め込んでいました。この時間が、とてもとても長く感じられました。怖くて怖くて怖くて、仕方がありませんでした。父は暗闇の中で、泥酔もしており、私の母が寝ているんだと、間違えたのです。恐らく、「陰毛の生え方(笑)」で、妻ではない!!と父は わかったのではないでしょうか。今では妹と、笑って話せます。
 
 私は今、大人になりました。

私は初対面の目上の男性や偉い先生に会うときに「なんか 怖いです(笑)」と連発してしまいます。
大体の方は、「僕、なんにもしていないのにねえ。(笑)。怖い顔しているかい?(笑)」と受け流してくれます。

「私は 本当は 何を恐れているのか」
 


今回の本で、文章にできなかった ことを ここで書かせて戴きました。

本の「おわりに」で、田中康雄先生のご寄稿の中で、
「僕は サラヨさんが 家族や沢山の仲間たちにより、心の傷がカサブタになったことを 知ることができました」
・・・という 一文があります。
 
 これを読んでいただいているかたの中には、心の傷がカサブタになる前の 「生傷」でいるかたや、「甘皮を引っペがえすような痛みとともに、生活せざるを得ないかた」「包帯を巻いているかた」「これから傷が出来そうな予感のかたがた」、など、様々な境遇のかたが
いらっっしゃるかと思います。
 
 まずは、自分にとっての「安心・安全が確保される 場所や人」(自助会・家族・親友・専門職・親身に考えてくれる人等)
があることを知り、一緒に 自分なりの 回復(リカバリー)への一歩 が。踏み出せますように、
心から 祈っております。
(文才が無く、長文になってしまいましたが、訪問くださり、心から感謝します)。

カサンドラ妻にの体験記~心の傷からの回復~



アマゾンへのURL貼り付けの仕方に疎くてすみません。


長いのに読んで下さり、有難う御座いました。




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本が届きました。

献本

星和書店さんから、出来立てホヤホヤの新刊が10冊届きました。


チラシも届きました。

チラシ表_convert_20151116115555

チラシ裏

昨年の本の読者の方々から沢山のお声いただき、真摯に受け止め、より詳細に、そして具体的にボリュームアップ!
です。
本としては257頁、漫画もざっと数えて
73ページ
です。
 私の個人例として、ほぼ20年の奮闘記を綴り、「もし、あの時、何かに気づいていれば、お互いに違う道を歩んでいたかも
しれない、」という 今だから思い起こせるヒントを散りばめました。
私の場合は、どん底を経験しています(諸事情でエグすぎて、文章に書けない部分があります)、が、皆さんの中には
いま、DVに悩まれているかた、DVシェルターを利用したことがある方、ダブルうつになってしまった方、調停中、裁判中の方、お子さんもいるかた、離れられない事情がある方、等等様々かと思います。
しかし、ただ一つ、共通していることは、絶対にお互いに「自ら命を絶ってはいけない、生きるのだ!」
ということです。
どんな環境にあれ、お互い、どこかで生きていく、生きるのだという渾身の思いを込めました。
心の傷からの回復~については、
どのような境遇のかたも何かを感じ取っていただくように、文章意外に漫画で、ほわっと
お伝えするべく、漫画の勉強をしました。この部分の参考元として、「性暴力のトラウマ」を持つかたや「災害で大切な人を失ったトラウマを持つ方」の 回復も参考にしております。
勿論、性虐待されたり、強姦されたりした人が、傷から立ち直って、レイプ犯を許せるか、と
聞かれたら、許すことはできなくて当然でしょう。でもひとつ言えることは
「あなたのせいではない」「あなたが悪いのではない」ということです。
自分自身を許し、そして、生きている自分の価値に気づいて欲しい、という願いも込めました。
自助会の皆さんにも沢山の勇気をいただきました。
ご高名な、あの、「田中康雄先生!」が寄稿をよせてくださいました!
本当に感謝です。
皆さん有難う御座いました。

漫画の一コマだけ、ちょっとご紹介。
安全で安心な場所_convert_20151116114506


11月19日刊行日、アマゾンでは予約受付中となっております。
どうぞ宜しくお願いいたします。
文字色
予約開始↓
カサンドラ妻体験記~心の傷からの回復~

カサンドラ妻にの体験記~心の傷からの回復~
アマゾンへのURL貼り付けの仕方に疎くてすみません。


長いのに読んで下さり、有難う御座いました。
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SarayoSaijyou(西城サラヨ)

Author:SarayoSaijyou(西城サラヨ)
精神科閉鎖病棟に勤務歴ありの元Ns.
保健師・看護師・訪問心理療法士/
養護教諭の資格有り。
2015/11 月「カサンドラ妻の体験記~
心の傷からの回復~(ご寄稿田中康雄先生)」
(星和書店より刊行)
★欝との格闘中。

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